医療法人社団 医仁会 譜久山病院
〒673-0018 兵庫県明石市西明石北町3丁目1番23号
TEL. 078-927-1514
URL:http://www.fukuyama-hp.jp/
医仁会の使命は医療人として自分たちの仕事を通じて、地域社会に貢献していくこと。安心して住むことができるまちづくりをしていくこと。地域医療とは「地域を大切にする医療」で「地域の方々から必要とされる医療」です。ブログ「第3診察室」でやけどの治療についてお知らせしています。携帯で見ることのできる、モバイル第3診察室は、QRコードからご覧になれます。治療で困られた時に、お役に立てれば幸いです。
- 病院にはどういったやけどで来るお子さんが多いですか?
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手のやけどで来られるお子さんが多いですね。台所や食卓で、ホットプレートをさわってしまったり、炊飯器の蒸気に当たったり、お味噌汁やコーヒーがかかってやけどされるお子さんが居られました。また、アイロンで手にやけどをされることもあります。普段は注意していても電源を切っていない時に限ってさわってしまう、そんなことがあるようですね。
また、これからの季節としては、ストーブ、加湿器の蒸気、カイロ、湯たんぽなども注意が必要ですね。
手以外では、足や、お顔、肩、腕などに熱いものがかかってやけどをされることもあります。
- やけどから来る合併症というものもあるのでしょうか?
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まず最初に心配な合併症は、感染ですね。細菌が原因で赤くなったり、腫れたり、膿がでたりすることもあります。
それから、ミミズ腫れの様に跡が残る肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)があります。
また、指や手首、肩などの関節にかかる部位のやけどでは、ひきつれて関節が動かしにくくなることがあります。
- やけどをしてしまう事って日常の中にあると思うのですが、
例えば自宅内で熱いものがかかったり、 触れたりした際の正しい処置の方法を教えて下さい。 -
熱いものがかかったときの対処としては、すぐに流水で冷やすことが大切です。
やけどしたところに水道の水をしばらくの間(15〜20分くらい)そろそろと流したり、水のシャワーをかけたりするのが良いでしょう。
服の上からかかったときは、まず、服ごと流水で冷やして、落ち着いてから服をそーっと脱いでください。
焦って服を脱ぐと、水ぶくれが破れることがあります。
冷やした後は、消毒はせずに、食品用ラップでやけどの部分をおおって、(程度によりますが)病院を受診されることをお勧めします。
- 家庭にワセリンは常備しておいたほうが良いでしょうか?
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ワセリンは、やけどの治療には大変便利です。また、これからの季節、乾燥肌や唇のひび割れにも使うことができます。
少量(30g位)で結構ですので、常備している方が良いでしょう。お近くの薬局や、インターネットでも購入することができます。
ただし、お子さんによってはワセリンで皮膚がかぶれる方も居られます。
ワセリンを塗って赤くなる、腫れてくる、などの異常がありましたら、使用を中止して、病院を受診してください。
- 日焼けもやけどの軽いものだと思うのですが、日焼けについてはどうでしょうか?
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急に長時間の日焼けをすると、やけどを起こします。日焼けは、気がつかないうちに、広い範囲のやけどを起こすことがあります。
日焼けすることがわかっているときには、適切に遮光(帽子や長袖、長ズボン、日焼け止め)をするほうが良いでしょう。
また、やけどやキズの跡は、日焼けすると赤くなり、跡が目立ち、残りやすくなります。
やけどやキズは、治った後もしばらくの間は日焼けしないようにテープなどで覆うか、日焼け止めを使う方がよいでしょう。
<Dr.ふくやまより>
やけどは、ヒリヒリする、ジュクジュクするなど、すりキズや切りキズと違った特徴があります。
また、医療機関によっても、治療方法が異なることがあります。
譜久山病院では、やけどやキズは湿潤療法で治療をしています。
湿潤療法は、やけどやキズを、(1)消毒しない、(2)乾かさない、(3)やけどやキズにくっつくもの(ガーゼなど)を使わない、治療方法です。
湿潤療法は、一般の方にもかなり広がってきましたが、まだご存知でないかもしれません。
ご興味のある方は、「第3診察室 湿潤療法(しつじゅんりょうほう)」 で検索してみてくださいね。
お近くの医療機関で治療を受けられるときは、治り方の経過によって治療方法を変えないといけなかったり、やけどの跡が残りにくくする治療が必要になることもありますので、担当医の先生とよく相談をして、良い信頼関係を築いてくださいね。






















